新屋製箸所

Separated they live in Bookmarksgrove right at the coast of the Semantics, a large language ocean.

新屋製箸所について

新屋製箸所の扉を開けると杉の心地良い香りと、作業中でもにこやかに笑って出迎えてくれる新屋さんご夫婦。
お父さんから二代続けて使う機械でリズミカルに木を削り箸の形にする作業は一見単純なようでいて、一膳一膳丁寧に一定数生産させる技が必要だ。吉野杉箸は洗って何度でも使えるため、菜箸としても利用できるとは「割り箸は使い捨て」の概念を覆される。

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吉野杉箸は全て建築材料を除いた間伐材を利用しているため、エコで丈夫な割り箸である。削りカスや木屑も箸を乾燥させる暖炉の燃料として使われ、工房奥の一室で芸術的な景色が広がっていた。
新屋さんのお父さんが創業して45年、吉野の豊かな自然と伝統的な手法を大事にし、ご夫婦の人柄も手伝って新屋箸ブランドは今も固定ファンが多い。

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これからも心がこもった吉野杉箸が、白川そばの賑やかな工房で作り続けられるだろう。い声が絶えず響く。この工場に来れば、一膳一膳心を込めて手づくりしている様子が伝わってくる。賑やかな工場でつくられる、一度使うと癖になる新屋さんの割り箸、ぜひお試しいただきたい。

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